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自分でできる傷の手当

オートキャンプは足場の良いところばかりではないので転んでけがをすることがあります。また、焚き火やバーナーなど火を扱う機会も多いので、やけどをすることもあります。しかし大抵の場合はちょっとして怪我が多く、自分で手当てできる場合も多いのです。

また、医者にかかるにしろ、応急手当が必要なこともあるので、自分でできる傷の手当はどのくらいか知っておくと安心です。

切り傷、すり傷:傷口の清潔を確保するためにまず汚れを洗うこと。怪我の部位によっては出血が止まらないこともあるので、そのようなときは圧迫止血をする。圧迫止血では、患部を心臓より高い位置にあげる。直近の動脈を押さえるなどする。
傷口を清潔に整えたら消毒薬を散布し、ガーゼを当てたうえで包帯を巻く。外傷全般、とにかく清潔にすることが肝心です。ティッシュや未消毒の脱脂綿をあてるのはNGです。

くぎが刺さったとき:くぎを抜いて、傷を消毒した上でガーゼをあてる。傷口は小さくとも古釘は化膿、破傷風のリスクがあるので病院で手当を受ける方がベターです。

とげが刺さったとき:ピンセットや毛抜きを使ってとげを抜く。消毒した針でつつきだすやりかたでもとげを抜くことができます。とげ抜きにはコツがあって、皮膚をつまんだり、5円玉など穴のあいた硬貨押しつけると、とげの位置が浮き出すので抜きやすくなります。

鼻血が出たとき:鼻血は、脱脂綿やティッシュを詰めておくだけでも止まりますが、大事をとって、頭を高い位置にして、横になり安静にします。それから頭を前に傾け、鼻の付け根をつまんで圧迫止血します。たいていはしばらくして止まりますが、まれに病気が原因の鼻血もあるので、異常を感じたら医師の診察を受けましょう。

軽いやけど:やけどはすぐさま水で冷やすのが鉄則。水ぶくれができてもつぶしてはいけません。

顔面のやけど:バーナーの調整ミスや不意に燃え上がった焚き火が原因になって顔面にやけどを負う人がまれにですが居ます。そのような場合でもまずは冷やすこと。氷嚢や濡らしたタオルで冷やし、医師の手当てを受けてください。

全身やけど:まず発生しないだろうと思われる全身やけどですが、酔っぱらって焚き火の中に転げ落ちるとか、バーナーのボンベの取り扱いをミスするとか、全く可能性がないわけではありません。キャンプ場の近所に病院があるともかぎりませんので、症状がひどいときは迷わず救急車を呼びましょう。その間、流水で患部を冷やします。また素人考えで、適当に薬をぬったり、患部に付着した衣服を、無理にはがすのはNG。とにかくそのまま病院へ急行しなくてはなりません。

「過度」が付くくらいに快適なオートキャンプ場が多いのですが、こういう施設で重篤な状況に陥るのは、必ず油断があると思います。たいていの場合は、転んですりむき傷、焚き火が弾けてちょっとしたやけどといった程度のものですので、一般的な家庭医学の知識があれば、問題はありません。ただし、絆創膏や消毒薬は忘れず持参するようにしましょう。