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オートキャンプの歴史

オートキャンプの歴史といっても、一般家庭の自家用車保有は昭和30年代後半に始まるモータリゼーション頃からになります。当然、日本の代オートキャンプは昭和40年代以降にスタートしたわけで、大した歴史があるわけでもないのです。

一方、日本初の「キャンプ」ともなると、明治時代までさかのぼり、当時、学生の臨海キャンプとして行われていたのだそうです。もちろん、そのころはマイカーで旅するというものではなく、現地までのの交通は徒歩や汽車利用でした。

1960年代に入ると、国の政策もあって日本でも自動車が普及しだします。有名なスバル360「テントウ虫」は当時の国民車として、モータリゼーションの加速に大きな貢献をしました。

すると、「車でキャンプに行こう!」と考える者が出現するようになり、装備は貧弱ながらも、オートキャンプを楽しむ人たちがすこしずつ増えるようになります。オートキャンプは、もともとは欧米から始まったものですが、その文化が情報として日本にも伝わるようになってきたのです。

今振り返ると1966年はマイカー元年と位置づけられていますが、これ以降、日本の自動車生産量は年々飛躍的に増えてゆきます。オートキャンプはマイカーの普及と道路の整備とともに発展してきたレジャーといって良いでしょう。

また、生活の中で余暇を作りやすくなったのもキャンプの普及の理由と言われています。そもそも日本にはなかった、レジャーという概念は19世紀後半のイギリスと伝えられています。

工業化が進むことで労働者の賃金は上がり、時間労働故に自由時間も増加、人々は余暇をどうして過ごせば良いかを考えるようになり、結果レジャーの概念が確立します。日本の高度経済成長におけるレジャーも同じような成長を遂げ現在に至っています。

キャンプにおいても、本格的な野営地まで進出するマニアックな趣味よりも「レジャー」として、気軽で手軽に自然に親しみたいという要求が高まり、全国各地でキャンピングクラブなるものが設立されました。クラブ同士で情報交換をしたり、小規模ながらもジャンボリー様の催しが開かれたり、徐々にオートキャンプ愛好者が増えてゆきます。

最初は整備されたオートキャンプ場などは皆無から始まり、キャンプに関する情報も欧米から洋書で漏れ伝わる程度のもの、また、用具にしても流用品が多かったのですが、1990年代のアウトドアブーム頃から、オートキャンプ場が各地で増加し、また、専用のアイテムを各メーカーがリリースするようになり、今のスタイルになっています。

ただ、便利になったのは良いのですが、あまりにも人工的なオートキャンプ場が多いのはちょっと残念に思います。そもそもなぜキャンプに行きたいか…このあたり真剣に考えてみてもいいのかな…などと思います。

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